弊社ニューは2021年7月からチームになります!
2021年7月1日が弊社にとって大きな一歩になります。
代表として、ここにその一歩を踏み出す心持ちを残しておこうと思います。
個人からチームへ
弊社、株式会社ニューは2021年7月から従業員が2名入社し、合計3名のチームになります。
今後、チームのメリットを最大限に活かし、より質の高い価値を提供していきたいと考えています。
なんと2名が7/1に同時に入社してくれるのです。弊社にとって初めての従業員です。
従業員が一人もいない会社に入社するのはその人の人生で大きなリスクを伴います。
そのリスクを取ってまで入社してくれたことに感謝しかありません。
なんとしても彼らに報いたいです。
入社してくれる2人は旧知の仲でどちらも信頼できるメンバ。
7月からどんな相乗効果があるか、楽しみでしょうがないです。
僕自身の話になりますが、個人事業主として5年ほど一人で働いてきて一人の限界を知りました。
現在取締役を務めるコードベリーでチームの良さを改めて認識。
そしてようやく僕の会社や価値観に共感してくれる仲間が入社。
気が引き締まる思いです。
チームの定義
僕が思う「チーム」の定義は「1:nが発生する3人以上」でした。
人によっては2名以上がチームだと言いますが、1:1と1:nでは歴然の差があると思っています。
1:1ですと対面のクローズドなやり取りで完結しますが、1:nだとそこに客観的な視点が加わりますよね。
意思決定やマネジメントの難易度は上がりますし、価値観やなにか物事を見るときの切り口など多様性の面で大きなメリットを感じます。
入社が決まってから3人で遊んだり新しく作っているワークスペースのことを決めたりしていますが、
僕にない視点があったり、お互いに意見をぶつけたりと、すでに創造的な面でポジティブなことがたくさん起きています。
7月から新しくワークスペースを作り、物理的に同じ場所で仕事をすることも決まっています。
創造性という面で加速していけると思っていますので、弊社の成長を楽しみにしてもらえればと思います。
さて、最後にチームのリーダーとして思うことを書き残しておこうと思います。
関わってくれる人が少しでも運良くなるよう頑張る
これは会社経営に関わるようになってからずっと思っていることです。
「牧野と関わったことは運が良かった」
何十年先、なんなら死ぬ間際の走馬灯でも構わない。
こうやって一人でも思ってくれたら僕が頑張ったことはすべて報われると思っています。
この記事の「多少運が良い」というところで記載しているのですが、
僕はこれまで運が良いことが唯一の自慢です。
様々な人達と運良く出会い、みなさんに引っ張られることで漠然と目指してきた会社経営に、実際に携わることができています。
だから、僕も同じ体験を誰かに返さなければいけない。
改めてこの思いが強くなりました。
※もし興味あればこちらもお読みください。
僕は経営者だ
ある種の宣言ですね。
スタンス
世間や先輩経営者から見れば新米経営者です。
でも従業員からみれば僕がどの程度の経営者かは関係ありません。
その証拠に従業員は人生のリスクをとって雇用契約を結んでくれたのです。
自分たちの生活の鍵を握る会社の責任者として、僕を信用してくれました。
未熟です。新米です。駆け出しです。そのような甘い言い訳は一切しません。
市場にいる以上、競合がいて競争があるので僕がどの程度か、市場にも関係ありませんね。
足りない部分は長所で短期的に補い、それでもダメなら気合と根性でなんとかします。
スキル
会社を存続させるためのスキルや知見を広く取り入れ、磨きます。
また、どんどんチャレンジしていきます。
お客さんに価値提供するスキルはとても大事ですが、会社を存続させるためのスキルはまた別だと思っています。
目の前の仕事や、自分の好きな仕事、こだわりのある仕事だけをやるような考えはありません。
お客さんと従業員の両方をみて、精進していきたいです。
会社経営のスキルに責任を持ちます。
僕が最後に死にます
全体的に比喩表現ですが思っていることにふさわしい表現なのでそのまま書きますね。
万が一苦境に立たされたら、僕は最後まで闘います。
責任を持つのであれば最後の最後まで一番良い可能性を信じ、諦めず、もがくべきです。
そして誰もいなくなったら、そこで死にたい。
※比喩表現ですからね。そんな日々生きるか死ぬかみたいない会社じゃないので誤解ないよう(笑
例えば、「進撃の巨人」に登場する調査兵団第13代団長エルヴィン・スミスのようなリーダーですね。
仲間たちの生存を最優先にしつつ、人類の勝利のために指揮を執る。
おそらくですが、自分が先に死んでしまうのは一番楽な選択肢だと考えていたのではないでしょうか。
漫画のような生きるか死ぬかのレベルではありませんが、
僕や従業員にとって人生という長い目で見たとき、大げさな話でもないと感じています。
コロナ禍で有名になったトロッコ問題ですが、ビジネスではこのようなシーンが実際に訪れることも珍しくありません。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C-1819752
そのようなときでも可能性の最大限、働いてくれる人たちが幸せになる選択肢を冷静に決断する。
いま想像する以上に非常に難しい局面だと思いますが、強い覚悟を持ってそんなシーンに備えたいと思います。
おわり